千の天使がバスケットボールする

クラシック音楽、映画、本、たわいないこと、そしてGackt・・・日々感じることの事件?と記録  
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2008.03.21 Friday

大学にスタバは必要か 筑波大でHOTな論争

大学にスタバは必要か−。筑波大中央図書館に18日、スターバックスコーヒーが開店した。大学側は客足を図書館の利用率向上につなげたい考えだが、教授の1人が大学新聞で異を唱えるなど、ちょっとした論争になっている。
スターバックスが設置されたのは図書館エントランスホール。これまでは新聞閲覧コーナーになっていた。全国の大学では付属病院にコーヒー専門店が出店する例はあるが、図書館に設置されるのは全国初という。
大学によると、減少気味の利用者を増やすことや閲覧室での飲食をやめてもらうことが目的。閲覧室は飲食禁止だが、実際には飲食物を持ち込むことが常態化している。
これに対し教授の1人が大学新聞に“スタバ無用論”を投稿。「喫茶店を設置し利用者が増えても何の意味もない。マナーの悪い学生には厳罰で対応すべき」などとしている。
学生に聞いてみると、「学内におしゃれな店ができてうれしい」「図書館へ行く回数が増えそう」と好意的な声がある一方、「スタバは高いので貧乏学生は利用できない」「新聞を読むのが不便になった」など否定的な声もあり、さまざまな反応を示している。
08/3/19 MSN産経新聞

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異論を唱えた教授の記事を読んでいないのだが、この教授の意見は現代学生気質としては”KY”な人となってしまうのだろうか。
然し、私としては教授の異見は正論だと思う。

私がいつも利用する単に図書の貸出だけを行う市立図書館と、机があって勉強するための目的もある大学図書館とは機能が異なる面があるとはいえ、「閲覧室の飲食禁止」のルールは市立図書館でも同じ。ちょっとホームレスに近そうな利用客を見かけることもなきにしもあらずだが、誰ひとり飲食物を持ち込むことはない。持ち込んだら注意されるから守っているのではなく、それが利用する者の公平なルールだから。
飲食物持込の常態化⇒「スタバ」設置というのは、そもそも理由にならないと思う。
ルールを守れない学生(そんなに多いのか!?)には、厳罰まで行かないまでもそれなりの対応すべきだろう。それで文句を言うようなら、そこまでして国民の税金を使って図書館を利用していただけなくてもよいのでは。

それに図書館の利用率が減っているのは、ネットの充実にもあると考える。作家の平野啓一郎氏が梅田望夫氏との『ウェブ人間論』で、2002年に長編小説「葬送」を書いた時は、図書館に通って大量の資料を調べたが、今だったらネットを利用して時間を随分短縮できたと言っていた。小説の資料と学問の勉強とでは、対象の図書も調査も違うとは言え、図書館離れ=読書量・勉強量の減少に結びつくとは限らない。それに、いずれにしろ近くにスタバがなくとも、本の虫は図書館に依存しないでは生きていけない。(今日も、残業を無理無理6時できり上げ、図書館にダッシュした図書館寄生虫のような自分・・・)だから、教授の「喫茶店を設置し利用者が増えても何の意味もない」は、まさにおっしゃるとおり。
あまり関係ないが、私はスタバがそんなに好きではないし、殆ど利用しない。確かに全席禁煙はありがたいが、格別おしゃれな店でもなく決して居心地が良いわけではない。女性としては、従来の喫茶店でマイセンなどと我がまま言わないが、ノリタケあたりのちゃんとしたカップでケーキ・セットの方がどれだけ寛げるか。本を読んでいてのどが渇けば水を飲めばよい。私が利用している市立図書館には、サントリーホールと同じよくある水を飲む機械が設置されている。珈琲や紅茶は、あくまでも気分転換と人と歓談するための嗜好品である。「スタバ」と「図書館の利用」の抱き合わせ販売は、やはり?・・・・である。
筑波大学は、地理的な事情ととんでもなく広い学内の敷地から、殆どの学生が下宿していると聞く。だから都内の自宅通学でバイト代が即お小遣いになるような学生はめったにいない。
「スタバは高いので貧乏学生は利用できない」そんなセツナイ学生の感想もしみじみとわかる。勤務先の近くにも、「スタバ」だけでなく「ベローチェ」「タリーズ」「ドトール」とあるが、コーヒー好きで毎日コーヒーを出勤前に買ってくる人たちにとっては、コスト・パフォーマンスから「スタバ」は敬遠されがち。
もっとも”図書館の利用”と切り離して、学生が学内の「スタバ」に楽しみを見つけているのであれば、それはそれでけっこうと思うのだが。
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2013.12.15 Sunday

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コメント

 筑波大学は現役受験生時代の私をいちど落っことした大学ですが(笑)、いやー、こんな論争が起きていたのですね…。知りませんでした。
 論争が成立しているということは、大学の自治という理念が健全なかたちで機能しているのだなぁということで、少し微笑ましかったりもするのですが(笑)、大学図書館にスターバックスですかー。
 筑波大学は図書館司書の養成専門の学部を設けている、図書館業界においてはいわば先進的な大学なのですが、そういった大学からこうした実験的な取り組みを、という意図も大学側にはあるのでしょう。
 しかし、それが利用者減少の本質的な解決になるのか?といえば、それはやはり樹衣子さんの言う通りNoだと思いますね。同感です。
 図書館の利用者減少云々に関しては、コンテンツの問題なのではなく、「図書館と言うメディア」にまるわる問題なのだと、私は思います。
 なので、コンテンツ自体の改善だけでは、やはり本質的な解決とは程遠いのではないかと…。

 余談ですが、私は喫茶店よりも、ピークタイムを過ぎた、深夜や早朝のファミレスをよく利用します。おかわり無制限のコーヒーがあるからです。貧乏性ですねー(笑)。
2008/03/25 3:04 PM by 渡辺
>渡辺さまへ

>落っことした大学ですが

そうだったのですかっ。狙っていた学群にもよると思いますが、私立と違ってセンター試験でのできふでき(運もあり?)がものをいうところもあるようですね。捲土重来で、翌年には良い大学に進学されたのでしょう。

>大学の自治という理念が健全なかたちで機能しているのだなぁということで

いいところをついてますね!「大学の自治という理念」、きっと私がこれを話題にしたのも、その部分が心にひっかかっていたのでしょう。受験されたならご存知かと思いますが、あの大学は確か政治活動禁止でタテカンがない大学だったと思います。いまだにヘルメットかぶって、ビラ配りをして受験生を驚かせている都内の某大学の活動家も・・・と思いますが、陸の孤島に安住してノンポリ、大学の自治の理念に疎い学生生活もどうなのさっ、と考えますね。ちょっと、こんなことでもホットな話題にほっとしました。。。

>図書館の利用者減少云々に関しては、コンテンツの問題なのではなく、「図書館と言うメディア」

ひと言で表現するとやはりそうなりますか・・・。大学生にとっては、まともなレポートを書くためには「図書館というメディア」は、必要だと私は思うのですがね。

>深夜や早朝のファミレス

・・・いやあ・・・ふと、その時間帯の客層を想像すると、ファミリー・レストランなのに絶対にファミリーではないと、笑えました。
2008/03/25 11:27 PM by 樹衣子

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