千の天使がバスケットボールする

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2013.12.15 Sunday

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2008.01.05 Saturday

ヒラリー候補が狙う健保改革

ヒラリー【1月1日 AFP】英経済紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)は12月31日、2008年の予想を発表した。
英フィナンシャル・タイムズが2008年を予測、米大統領はヒラリー?
■米大統領選
米国については、11月の大統領選でヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員が当選に「最も近い」とみており、「現政権があまりにも不人気なので、番狂わせがない限り民主党候補が選挙に勝つだろう」と予測。
バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員が追い上げていることは認めているが、「民主党候補の中でヒラリー候補の支持は大きく揺るぎない。それを覆すのはオバマ候補でも難しいだろう」と結論づけている。

■世界経済
世界経済については、07年米国のサブプライム問題に端を発した信用収縮が08年も続き、「影響がさらに広がるかどうかは不透明だ」と述べている。
米経済については、08年前半は不況ぎりぎりの状態が続くが、危機的状況は回避できると予想している。しかしすぐに回復することはなく、低成長が長期的に続く。この帰還にさらに経済的な打撃が発生すれば、大きな被害を受けることになるとみている。

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米大統領選の開幕戦アイオワ州の民主党党員集会で、ヒラリー・クリントンン候補は「大本命」とされながら敗北してしまった。しかし、さすがにタフなこの方は笑顔をふりまきながら堂々とした態度で会見に挑んでいる。男性性の勝る米国において、軍の入隊経験のない女性は不利とささやかれるが、ヒラリー氏にはあてはまらないだろう。
これまで米国大統領選挙の争点だったイラク外交問題で、当初より戦争に反対していてポイントが高かったオバマ氏ではあるが、サブプライム問題で有権者の関心は一気に国内経済に傾いたという。その中でも最大の論点は、現在の4700万人の健康保険未加入者を憂慮した国民保険改革にある。クリントン候補は年収25万ドル以上の富裕層から所得税増税で年間12兆円の国民皆保険をあてる案をうちだしている。1994年、ヒラリー氏は保険業界のロビー活動であえなく挫折した健保改革だが、映画『シッコ』によると保険企業からも政治献金を受けていることから、かっての強行路線を修正して、ワシントン流儀を身につけた政治的妥協によって民間の保険業界の生残りにも配慮していると思われる。

さて、ここからのお話はその映画『シッコ』ではあまりふれられていなかったが、ずっと気になっていた政府が補助金を負担している65歳以上の高齢者向け(メディケア)と低所得者向け(メディケイド)の公的医療保険制度のあまりにも痛い話である。
米厚生省の今年度の年間予算は、70兆円を超える。その内訳が、メディケア55%、メディケイド29%、総額60兆円。日本の一般会計予算に近い巨額な金額である。しかし、国の成長に負いついていれば、事態はさほど深刻ではないだろうが、GDP成長率よりも2.5%も高くいずれは破綻するのは目に見えている。諸悪の根元は、誰もが予測できる不必要な手術や薬物投与にある。なんとブラウン大学医学部の調査によるとメディケアの1/3がムダ金であり、その実体が情報誌「選択」では、腫瘍が肥大化した”腐敗の温床”という表現で紹介されていた。

フロリダ州パームビーチ郡にある病院では、4年間に心臓病手術を受けた高齢者の患者104人が、院内の不衛生管理によって院内感染を起こした。こうした病院側のミスによる再手術や再治療、旧式の機器による不要なコストも税金でまかなわれている。医療の技術と質が高ければ低コスト、逆に質が低ければ高コスト、という地域の格差も生じているという。第三者による医療評価認定組織がようやくたちあがったばかりだ。ルドルフ・ジュリアーニ候補者の国民皆保険制度は社会主義国化という脅しはもはや通用しないと思うが、米国は社会全般に節約という意識がうすく、医療機関を監視、指導するお役所が適切に機能していないというのが「選択」での指摘である。
でも、これって米国だけの話だろうか。団塊の世代が、あと数年したら高齢者のゾーンに移動する。あの世代は、今までのおじいちゃん、おばあちゃんの概念を変革させると思うのだが、彼ら団塊老人を支える我々世代の負担もかなり大きいだろうと予測される。風邪なんかで病院に行って、解熱剤、セキドメ、胃腸薬、・・・大量の薬を袋に入れてもらう姿が、新年早々目に見えるのだが。

*アメリカという世界唯一の巨大な船に乗っている一般有権者の5割の人々は、たとえ増税されても国民皆保険制度に賛成している。
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2013.12.15 Sunday

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国民皆保険制度があるから皆が病院に行くことができる?
日本における医療保険制度は国民皆保険制度と言われ、全ての人が保険に加入する事が義務づけられています。
(保険の情報源:保険は賢く選びましょう! 2008/01/07 8:31 PM)

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